薔薇栽培作業記録〜12月


今月の作業予定 今月のお買い物

☆庭植えバラの一部を鉢あげする
☆つるバラの剪定、誘引作業
☆木バラの仮剪定


ようりん(20`)   1270円
ゼオライト入り堆肥(40g) 540円
プラスチック鉢3個  466円
カーディナルドリシュリューの苗980円
    合  計        3,256円

<毎週一回行なう作業>
米のとぎ汁発酵液肥3倍希釈液と
千代田液肥(NPK=15-15-10)3000倍液を潅水
私の使用する肥料、資材&保護液一覧



12月1日

ブルーガーデンに植えていたブルームーン(Fl)とグランブルーがどうも調子がよくないので
鉢あげして様子を見ることにしました
配合土については「バラ用配合土を作る」に書いたように
川砂3:山土1:ピートモス3:ゼオライト入り堆肥2:炭1としてみます

元肥については今までの日本バラ園のやり方に習って入れないことにしますが
ようりんだけは酸度調整の役割もあるので混ぜてみます
本によるとようりんは用土10リットルあたり30〜40グラム混ぜるのが適当とのことなので
このたびは40グラム混ぜ、根の当たらない鉢底には更に10グラム入れました
ようりん(熔性リン肥)は根から出る酸によって溶かされるので
元肥として用土に混ぜておかないと効果がないとの事ですが
わたしはこれまでようりんを土の上において利用してきたので
これからも追肥としても利用しようと考えています
元肥として入れるようりんの適量については色々な説がありますが(200グラムでもOKらしい)
追肥することも考えて今回は50グラムにとどめておきます

鉢の中には鉢底石代わりに大き目に砕いた炭を敷き
配合土を3分の2くらい入れて山のように盛ったところへ苗の根を広げておき
その上に配合土を足しながら太根が見えるくらいに浅植えにします
この方法はYOKOさんのサイトの「EIKOさんの薔薇ページ」で教わりました
根をむきだしにしておくと潅水のたびに根が洗われて
病原菌がつきにくく、繁殖しにくいのだそうです



EIKOさんのバラはこれよりもっともっと根が出ていましたが
なにしろまだ植え付けたばかりなのでこれから水やりのたびに土はもっと下がってくるでしょう


12月2日

今日は7時間かけて一気につるバラの誘引を済ませました(はぁ・・・)

  

ボサボサに茂って絡み合った枝をバサーッと下ろして
葉っぱをむしりながら枝の整理をしていきます
両サイドには白モッコウバラとニュードーンがそれぞれセットで植えられているので
どちらも生育旺盛な品種だけにこうなるともう大変!!
とにかく古い枝は端からカットしながら新しい枝だけに更新し、もう一度壁に誘引



4月の終わりにはここへまず白モッコウバラが咲き
それが終る頃にはニュードーンが代わりに咲くわけです
想像するだけでわくわくしますね〜♪

同じ品種を植えていても写真左側の方が日照時間が長いので枝数も多く
壁に誘引しきれない枝はピンクガーデンの中に庭木を経由してはわせました
来春はピンクガーデンの空中にもバラが咲きます^^


  

こちらはつるアースバーグ
こうして見ると欲張って枝を残しすぎたような気もするなぁ・・


 

ブロック塀にはわせていた黄モッコウバラも誘引剪定完了
写真ではわかりにくいけれどポストの周りにも
何重かのアーチを描くように枝を配置しました

 ファイルヘンブラウの誘引後の様子
 主枝に出てきた側枝も
 2〜3芽程度残してみました



実のところ剪定といっても
とりあえず「古い枝は切り取る」くらいしか知識がありません
特にこういう生育旺盛な品種は
本に載っている例よりももっとたくさんのシュートが伸びているので
それらをどう処理したものかは見当もつかず
まあ適当にやってみるか〜という状態です。。


12月8日

幾つかの木バラを仮剪定しました
なぜ”仮”かというと
2月になってからもう一度切り詰める予定だからです
(短いものは15センチくらいまで)

一般の本に載っている”冬剪定は”
12〜2月の間に30センチくらいに一度だけ切るわけですが
昨年秋に広島バラ園で裸苗を購入した際
枝がかなり長いままでそろえられており
「2月になったら15センチまで切ってください」と言われたので
このたびもそうしようと思います

    

これはグリーンスリーブス
株元から出ている枝は3本とも夏に伸びたシュート
そのうち1本はひょろひょろしているので
太い2本の枝だけ残しました
今日の時点で高さ50センチ

他のバラも残す枝はなるべく新しい枝3本までとしました
とりあえず同じくらいの高さにそろえてカット
2月になったら
”外側を向いた良い芽”を探して切り詰めます


12月10日

バラのボーダーガーデンに植えられている幾つかの苗を掘りあげて
根が見えるくらいの浅植えにしてみました

 ⇒ 

これまで接ぎ木部分まで土の中に埋もれていて
自分ではこの方が良いと勝手に信じていました(汗

掘り上げたあとの穴には、ようりんを100グラム元肥として入れました

それにしてもここの土も柔らかいこと!
土に差し入れたスコップがすーっと中に入って
一度で簡単に掘り起こせました
これはやはり地道に続けている米のとぎ汁発酵液肥潅水の成果ではないかと^^

今日は海水をとってきたので
来週からこれもプラスして潅水し
冬の間にますます微生物が増殖して
根もしっかり充実するように頑張りたいですね〜


12月15日

今日は「毎週一回行なう作業」のレシピに
海水20倍希釈液を追加しました
ミネラルの補充と微生物の活性化が狙いですが
これまで夏に2度しか行ったことがないので
頻度についてはどの程度にしようかなあと思案中。。


12月22日

「毎週一回行なう作業」の前に
剪定したラベンダーとローズマリーを細かく刻んで
株元にマルチしました
ハーブの持つ病害虫防除効果が出るといいなあ〜

今日の時点でまだ花の咲いているバラは
「ブラックティ」「メニーハッピーリターンズ」「ザ・フェアリー」「薄墨」
「グラハムトーマス」「スターリング95」


12月30日



ジャングルのようなお庭をお持ちの方のところから
腐葉土やぐさぐさに腐って立派なカビの生えた木をもらってきました
これを手でほぐしてチップ状にして
ようりん、牛ふんと一緒にバラの株元にマルチ
春までに善玉菌がいっぱい繁殖してくれますように〜


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2003年2月から11月までの栽培日誌はこちら




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