酢防除法について


『現代農業2002年6月号』で
「酢をまく」ことがいかに有効であるかを知りました
それまでにも”いいらしい”ということで
うどん粉病が出たら酢で拭いてみたりしてはいましたが
これからはもっと酢を重要な助っ人として利用したいと思います

1.酢をまくとどうなるのか

*チッソ(硝酸)が過剰にたまった作物は病気にかかりやすいが
  酢は、葉にたまったチッソを消化する働きがある
*酢で葉のPHが下がると病気が出にくい(静菌作用)
*酢には微生物のエサになる水分、糖分、アミノ酸があるので
  葉面または土中で微生物が繁殖しやすくなり、根張りが良くなる


2.どんな酢が良いのか

本には、米酢、玄米酢、りんご酢が使用されており、醸造酢はでてきませんでした


3.散布液について

酢は、単体で使用したのでは効果があまりでません
ここへ黒砂糖を混ぜると効果を発揮し
さらに焼酎を加えるとパワーアップするとのこと

<バラ農家の方が実際に使っている混合液の割合>
  りんご酢   33cc
  黒砂糖    20グラム
  25度焼酎  100cc
  以上3種を10リットルの水に溶かす

この混合液の殺菌力はさほど強くはないが
農薬を散布した時は病気はいったんおさまってもまたすぐ出るのに対し
混合液散布は再び発症するまでの間が伸びるとのこと



以上のことを調べていて
「3種混同液」は
わたしが今作っている「発酵液肥」
同じような考え方であることがわかりました
「発酵液肥」の方が発酵しているだけ効果が高いと予想されるので
当面はこちらを使っていこうと考えています


<追記>

何度か発酵液肥を3倍に薄めて散布しましたが
種類によっては葉っぱにダメージを受けるものもあり
(特にHTはダメ、イングリッシュローズやオールドローズはOK)
4月20日現在、以下のレシピで散布実施

米酢(よもぎ酢) 3cc  
天恵緑汁  1cc
ローズマリー焼酎  3cc
塩少々
以上を1リットルの水に溶かす


<追記その2>

5月5日以降は発酵液肥5倍液を土壌潅水にきりかえる
(葉の傷みが気になるので・・・)



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