花ごころ

バラの夏越し
                                                  


6月になってから週に一度
リン酸液肥に竹酢液などを混ぜて葉面散布していたが
やはりどうも葉っぱの状態が思わしくないため
7月からはストップしている
その代わりに
土からの栄養補給を強化するべく
いつもの米ぬか発酵肥料に加えて
過リン酸石灰や8-8-8の普通化成をこまめに施肥したところ
葉の傷みはかなり抑えられ
新葉がどんどん展開してきた



この時期
高温と水やりによる肥料の流亡で弱りがちな鉢バラたちは
今なんとかこうして緑を保っている
昨年の今ごろは多くの葉を失い
ほとんど裸苗に近いものもたくさんあったので
この光景はわたしにとってとても嬉しいものだ

昨年は今年と違い
気温が低くて雨続きの夏だった
ちょうど肥料についても方針が定まっておらず
花後の追肥も
バラを鍛えるためと思ってあまり与えなかった
というか
具体的に何をどう施せばいいのかわからなかったのだけど、、

そんな中で
目に見えて株の勢いが弱ってきたのは
ブルー系とブラウン系のバラたち
もともとこういう”顔色の悪い”タイプのバラはデリケートで
病気になりやすく育てにくい
どんどん葉を落として丸坊主になった苗を前に
わたしは考え込んだ
いったん葉っぱは落としても
またすぐに新芽が伸びてくれば心配はないが
こうしていつまでも芽が出てこない棒状態のバラは
どう扱えばいいのか全く分からない
そこで思いついたのが剪定だった

時は8月の終わり
ちょうど「夏剪定」をする時期に当たっていた
”バラは切られることによって
そこからまた芽を出して生長する”
このことは夏のバラにはタブーであり
こみあった枝葉を整理する程度にとどめるべきことは
ちらっと知ってはいたが
それでも切ることで何らかの刺激になるのではと思い
ブルーのミニバラをバッサリ短く剪定した

すると
それまで緑色だった枝は
それ以降だんだん黄変し
新芽が伸びるどころかやがて枯死
掘り出してみると
根は黒く縮れたようになっていた

それでも他のいくつかのブルー&ブラウンのバラたちは
ひょろひょろとした芽を伸ばし
やがて精一杯の花を咲かせた
しかし
彼らのうち3株は翌春もう二度と芽を出さなかった

その後読んだ本には以下のように記されていた

「枝を一斉に切り詰めると
芽の先や若い葉でできて根に下りる発根ホルモン(オーキサイド)の生産が止まる
すると急に新しい根の発達が抑えられ、水と養分の吸収が行われなくなり
葉が落ちたり枝が枯れることがある」
(『バラ栽培コツとタブー(講談社)』より)


この苦い体験から
今年は
一枚でもたくさんの葉っぱを残す事に躍起になっている
咲いた花を活けるために摘み取る時も
なるべく枝は長く残し
花がら摘みは花首だけを折り取る
通常は花がらを摘むときは5枚葉の上で切ると言われるが
ある本では3枚葉も残した方がいいとあり
今はそのようにしている

一方で
追肥のタイミングも遅れないようにと思い
即効性はあるが2〜3週間しか効果が持続しない普通化成は
少量ずつでも2週間に一度は施すことにしようと考えている
肥料のやりすぎはバラのためには決していいことではない
だが今年のように時折大雨が降ると
特に鉢バラの場合はかなり肥料分を失っているものと想像されるので
葉っぱの出方を見ながらの追肥は重要だと思っている

こうして
夏に体力を貯えておかなくては
秋に良い花が見られないばかりか
株の寿命も縮めてしまう不安感が原動力となり
今年はバラの夏越し作業について色々考えているのだった

それでも
中にはどうしても棒状態に近いままのものもある
下葉はすでに黒点病ですっかり失い
長く伸びた枝の上の方にだけ
ちょろちょろっと葉っぱがついているのは
ブルームーンとジュリア
この春勢いよく伸びてきたシュートには
しっかりした芽はついているものの
いっこうにその芽が動かないのだ
困った、、、
そこで
昨年からやってみようと思っていた”折り曲げ剪定”を試みる

バラに限らず多くの植物は”頂芽優勢”で
一番上の芽が良く伸びる
今のままでは長い枝の先の方しか芽は伸びないが
その枝を折り曲げれば
曲げたところのすぐ下の芽が頂芽となって
すぐに伸び始めるというのだ
とにかく何とか芽を動かしたい
さあ、Let' try!

 

そして数日後
おぉ〜〜、でたでたっ♪
枝を折り曲げて間もなく芽は動き出した(喜)
曲げた枝の先の方の葉っぱも元気で
これで一気に葉の数も増えるというもの

本格的な夏剪定の時期は
この辺では8月末から9月5日くらいまでが適期だが
順調に株全体に葉っぱが茂っているものは軽く整枝し
このブルームーンたちと同様の株は
枝を切らずに折り曲げ剪定で対応しようと決めた

その前に
まずお盆の頃しっかり追肥して
(剪定の2週間前に追肥するのがいいらしい)
新芽が伸び出すための栄養を補給しようと思う
施肥の内容については
自家製米ぬか発酵肥料に
ようりん、過リン酸石灰、塩化カリを加えて土の上に置き
その上から自家製剪定枝堆肥&生ゴミ堆肥をマルチする予定
夏剪定後は
リン酸液肥(シュルツ液肥の素)と苦土(硫酸マグネシウム)を施し
芽だしと花つきの良さを狙う
年間のガーデニング費用の限度額一万円も残り少なくなってきたので
(11月末までに使えるのは千円あまり・・・)
これが手持ちの資材を使った精一杯の計画だ

この暑さの中では何をするのも嫌になるが
春の花が一部思わしくなかった分
秋には美しい花が見られるように
そして来年の春はもっとたくさんの花に囲まれるように
さあ、これから頑張ろう〜




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