葉面散布とリン酸補給


kimi 2/26(土) 20:58

重曹を散布すると葉面のPHがアルカリに傾くので
病原菌が繁殖しにくくなるというのが狙いのようですが
以前、「葉っぱに薬害が出る恐れあり」とも聞いたので
わたしはまだ試したことがありません


の〜〜〜〜〜ぶる 2/26(土) 23:06

重曹でもハイターでも葉面散布はペーハーを変えることによって菌を動きにくくするためのものですが
以前KimiさんやNaomiさんが気にされていた「クチクラ層」にも少なからず影響は
あると思います。

葉っぱを一枚も落とさずにバラ栽培することが100%良いとはあまり思っていないですけど
薬剤使いすぎて葉っぱが出すいろいろな信号を見落としかねないかもしれないですね。


kimi 2/26(月) 15:46

>重曹でもハイターでも葉面散布はペーハーを変えることによって菌を動きにくくするためのものですが
以前KimiさんやNaomiさんが気にされていた「クチクラ層」にも少なからず影響は
あると思います。

わたしは2003年にやたらと色んなものを葉面散布して
その結果葉っぱをボロボロにしてしまいました
化学農薬のみならず
木酢液などの自然ものであっても葉っぱのクチクラ層(ワックス層)を壊す可能性は大で
そうなると葉っぱから病原菌が入り込む危険性もでてくるとのこと
それ以来、すっかり葉面散布恐怖症(?)になっています

今はうどん粉病対策には「2パーセント砂糖水+洗剤少々」で対応していますが
以前、消毒用アルコールをつけた脱脂綿でうどん粉の葉っぱを拭いたら
うどん粉は止まりましたが葉っぱはぼろぼろに・・・
さすがにアルコールはもろにクチクラ層にダメージを与えるようです(まあ当たり前ですが^^;)
同様にハイターもかなりのダメージを実感しました
結局今は病害虫防除の葉面散布はやめてすべて土壌潅水に切り替えていますが
2004年の結果を見るとこれでまあまあいけそうかなと思いました

それで、保護液の散布は葉面ではなく土壌に行うとして
の〜ぶるさんがいつもおっしゃっているリン酸の葉面散布を
今年は一部のバラ(顔色の悪いタイプで栽培が難しい品種)に取り入れたいと考えています
使うのは花芽分化促進剤「ホスポン」(第一リン酸カリ)
わたしのバラ栽培には予算制限があるため今まで手を出さずにきた肥料ですが
土壌潅水に比べて葉面散布は薬剤の量が少なくてすむことと
品種を絞れば更に使用量も減るので
32グラム入り(550円)を一箱買えば一年OKの計算になりますね

そうした場合に気になるのはやはりクチクラ層の問題です
ホスポンというのは中性に近いものなんでしょうか?
葉っぱへの影響についてはどうでしょう?
どうも今まで「葉面散布すると植物が元気になる」といわれるものを使ってみても
現実にそういうことを実感した経験がないので
葉面散布用に調整されているホスポンについても足踏みしてしまっているのです^^;
とはいえ
どうも昨年成績の悪かったスターリング95(紫花)とか
今年はどうしても良いお花を咲かせたいです〜

そしてこのホスポンを使い始めるのは
葉っぱが展開する3月中旬からくらいがいいでしょうか?

この辺のアドバイス、よろしくお願いします


の〜〜〜〜〜ぶる 2/27(日) 00:37

ホスポンは弱酸性です。
うどんこは確実に減ります。
黒点を予防するのに一番基本的なことは葉っぱを硬くすることです。

これは水を与えすぎないということです。

水の摂取が多いと窒素分も多く取り込まれてしまいますので
葉っぱも薄っぺらく大きなものになります。

照り葉とよばれているものの多くは葉っぱのサイズも小さめですよね。

どうしても紫青系のバラは耐病性は二の次で作出されています。

液肥や化成をポイントで使ってみるのもいいかもですよ。

ホスポンのタイミングですが新芽が展開して葉っぱが3〜5組ついてからが
いいかもですね。

温度的には15度平均くらいになってからでしょうね。

弱酸性なのでペーハー動くから多少は黒点にもいいかもですね。

あとね、夏場の暑い時期、バラが夏休眠しているときに幹の色をチェックしてみてくさい。
あまり良い緑色とはいえない場合秋に黒点だらけになって花数も少なくなってしまうことが往々にして見受けられます。

秋のお花のために夏前からバランスのいい施肥して青々とした状態で夏越しさせると
病気にもかかりにくくなると思いますね。

バラの新陳代謝を高めてあげればいらなくなった葉っぱはバラが勝手に落としますよ。

と未経験のおいらは聞きました。

kimi 2/27(日) 15:11

早速ていねいに教えて下さって感謝!です^^
わたしがバラ栽培を始めてこのたびが4回目の春となりますが
うちのバラたちの中で、どれが強くてどれが弱いのか
あるものは放っておいても(無肥料でも)どんどん伸びて花を咲かせるし
あるものは同じように雑な扱いをするとたちまち枯れてしまうという
それぞれの「個性」が今やっとわかるようになってきました
はじめのうちは顔色の悪いバラ(紫青系&茶系)にとびついたものの
今までにすでに5株を枯らしてしまったので
残っているものをいかに復活させるかが今年の大きな課題です

今の段階では「スターリング95」「ブルームーン」「ラプソディ・イン・ブルー」
「ジュリア」「ブラックティ」「うすずみ」といったあたりを中心に
教えてもらったタイミングでホスポンの葉面散布を開始しようと思います
あと、春には順調にお花が咲くのに秋があまり咲かないという品種も候補ですね
これは「アイスバーグ」「ピーチブロッサム」「アンブリッジローズ」「グリーンスリーブス」といったあたりかな

とにかく今年は「個性別」に栽培を進めていくつもりですが
基本的には『過保護にならないように』と思いつつ
様子を見ながら押したり引いたりというところでしょうか

  
の〜〜〜〜〜ぶる 2/27(日) 15:49

アンブリッジなんかはうちでは蕾チャンピオンのひとつだけどね〜〜。
ERの大半はリン酸要求量が多いと踏んでますよ。
アイスバーグはほっとくと上に伸びて行きますから花後の剪定を深めにして
枝分かれしたすぐ上の一芽残しで切ってみてもおもろいかも、、、
ただ伸びていくだけの芽と確実に花芽になる芽の見極めも必要かと思いますね。
(これは切バラ屋の経験に基づく剪定を見させてもらえると非常にためになります。)
グリーンスリーブスは今年導入?したはずだから様子見てみます。

ホスポンの効果の実感としては一昨年の特にルドテが凄かったですね。
去年は忙しかったのもあるし別の資材を試していたのでやっぱホスポン凄いかもと
思ってますた。

ルドテ&ドルトムント&アンジェラ

kimi 2/27(日) 21:10

アンブリッジローズは一般的には良く咲くと評判のようですが
3年前に挿し木苗を購入したうちのアンブリッジは
最初、苗に見合わない大きな鉢に植えたせいか根張りが悪くあまり生長しませんでした
次の年には地植えにしましたが、やはり生長も花つきもよくありません
それで今回は7号鉢に植え替えてみました
今のところは元気な新芽がでているのでちょっと期待できるかも?!

>ただ伸びていくだけの芽と確実に花芽になる芽の見極めも必要かと思いますね。

これは新芽の大きさもポイントになりますか?
新芽の中には大きいのと小さいのがありますが・・

うちのグリーンスリーブスは4年目ですけど
今まで一度も秋の花を見たことがありませんTT
昨年は鉢植えにしてかなり良い感じに生長したのに
夏剪定後出てきた勢いの良い新芽はどれもブラインド・・・
今年こそは何としてでも秋の花を見たいです

すみませんが、もうちょっとホスポン使用のポイントを教えてください
散布開始時は2000倍程度から始めた方がいいですか?
そして最終的には500倍くらいまで濃くしますか??

このルドテはかなり大きな花が咲いていますね〜@@

  
の〜〜〜〜〜ぶる 2/27(日) 23:51

挿し木苗なのか〜〜
そら〜ノイバラ台木にくらべたら全然成育遅いわね〜。

芽の選び方はね〜〜文章じゃ〜説明しにくいよね〜〜。

グリーンスリーブス調べたらフロリバンダでも深めの剪定が良いみたいね〜

ホスポンはALL1000倍でいいんじゃない?

500倍にしたからって500倍の効果は出ないと思うよ。

ホスポンは撒き続けて意味があるってもんだと思いますた。

ホスポン全盛のときの10月のドクターハーバートグレー

kimi 2/28(月) 09:21

同じ挿し木苗でも
一緒に届いたヘリテージとグラハムトーマスは一気に大きくなりました
やっぱり品種によって生長速度にはかなり差があるのでしょうね

グリーンスリーブスはすごく背が高くなります
これも今年は鉢を小さくしたついでに枝もかなり切り詰めたので正解だったかな〜^^

>500倍にしたからって500倍の効果は出ないと思うよ。

標準希釈倍率500〜1000倍と書いてあると、つい500倍の方が良さそうに思えますよね
あるところの木酢液は5000倍に薄めて使用するのですが
「何倍に希釈しようが乾けば1倍です」という説明に思わずうなりました、、
すごく納得いくようなわからないような・・・?^^;

>ホスポンは撒き続けて意味があるってもんだと思いますた

お花の咲いている時はストップですよね?

の〜〜〜〜〜ぶる 2/28(月) 09:41

花が咲いててもかまわず撒いてたよ。花にはかけてないけどね。

よく言われている5枚葉2組つけてきり戻すというのには理由があって
お花の2段下くらいまでの葉っぱはお花が咲くために栄養を吸い取られてしまうんですね。

バラは幹だけでなく葉っぱにも栄養を貯めるんです。

花後に葉っぱの色目が変わってちょっと疲れ気味〜〜みたいになるのは
開花に葉っぱの栄養もすわれてしまうからです。

うちは寒冷地なので葉っぱ2組もつけてきり戻してたら葉っぱ自体なくなる可能性が
ありますから花後は花首から上だけをもいですごい変なところから新芽が出てくることもあります。

花後にすぐつぎの成長をうながすのに開花中のリン酸補給は止めません。
窒素はひかえますけどね。

kimi 2/28(月) 15:46

開花期にやってはいけないのはチッソ肥料でしたね
(ブルヘッドやダブルセンターなどお花の異常を起こしてしまうから)
その点ホスポンはリンとカリだけだから影響ないのでしょうか

うちの辺は温暖なので
花後に5枚葉2組つけて切り戻してもまだ葉っぱはあると思うけど
できれば一枚でも葉っぱは大事にした方が良いと聞いているので
最近は花首下の3枚葉までを切る程度にしています
切花にする場合もあまり枝を長くしないようにしてますが
葉っぱの残留栄養分を考えると5枚葉一枚まで切ってもいいかも?!

問題は一番花後に葉っぱが弱ったり落ちたりした後の復活ですよね
ここでぐっと勢いの良いシュートも伸びて欲しいし
もう一度お花も楽しみたい
このあたりが特に顔色の悪いバラは失速気味になるので
今回はリン酸の葉面散布による補給をしていきたいです





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